あべのハルカスは、近畿日本鉄道が所有する高さ300メートル・60階建の日本一の超高層複合ビルで、地下階から最上階へと近鉄天王寺駅・近鉄百貨店・美術館・オフィスフロア・大阪マリオットホテル・展望施設などが営業をしています。
2010年1月に着工し2014年3月に全面開業しました。建築費はおよそ760億円と言われています。
あべのハルカスの名前については、まず大阪や天王寺ではなく「阿倍野」の地名の知名度を上げるとために「あべの」が採用されたといわれています。またハルカスは、古語の「晴るかす」(意味:(人の心を)晴れ晴れをさせる)から名づけられました。また高層ビルの様々な施設を利用することによってお客様も晴れ晴れとした気持ちになってもらいたいという思いが込められていると言われています。
計画当初は、航空法による高さ制限のため横浜のランドマークタワー(296メートル)を下回る270メートル前後を予定していました。しかし2007年に航空法の改正により建築物の高さ制限がなくなったため300メートルに変更されたといわれています。
建物全体の総延べ床面積は、およそ35万3000㎡(東京ドーム約7.5個分)あり、またエレベータは56基が設置されています。
58階から60階(最上階)には、「ハルカス300」という3階分が吹き抜けになった展望施設があり大阪の街並みを360度楽しめます。
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