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秋芳洞(あきよしどう)【山口県美祢市】

秋芳洞は、秋吉台の地下に広がる鍾乳洞で総延長が10,300メートルといわれており、国の特別天然記念物に指定されています。洞内の気温は、およそ17度前後といわれていますが、他の洞窟と比べると大きな開放部から大きく外気が入るため季節によって若干変化するといわれています。

総延長のうち約1キロメートルの部分が観光用に整備され、実際に歩いて見学することができます。

入り口は、正面入口と黒谷口と2箇所あります。通常のバスツアーの場合は、黒谷口から入場して正面入口までの片道見学となります。途中には、「くらげの滝のぼり」や「千畳敷」「百枚皿」などのみどころがあります。

黒谷口の入り口
くらげの滝登り
百枚皿

また秋吉台は、もともと「竜穴」と呼ばれていました。大正15年(1926年)にのちの昭和天皇が行啓された際に、竜穴ではなくもっと相応しい名前の方がよいのではということになり、宮内庁を通して「秋芳洞」と命名されました。当時の秋芳洞がのあった村が「秋吉村」だったため「芳」で間違いないことをわざわざ宮内庁に確認したいう話が残っています。

秋吉台とカルスト台地については、こちらをご覧ください。

美祢市観光の公式ホームページはこちら

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