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天橋立(あまのはしだて)【京都府宮津市】

天橋立は、内海の阿蘇海と宮津湾を隔てる全長3.6キロメートルの砂州(さす)です。日本三景の一つに数えられ、平成29年度には300万人を超える観光客が訪れました。天橋立の南北両方に展望台があり、丘の上から「また覗き」の絶景を楽しむことができます。また天橋立には遊歩道があり、松並木の間を歩いて渡ることもできます。

天橋立の周辺には、以下のような見所があります。

■笠松公園・・・天橋立の北側にある展望台で、ケーブルカーとリフトが運行しています。

笠松公園の公式ホームページはこちら

■天橋立ビューランド・・・天橋立の南側にある展望台で、リフトとモノレールが運行しています。また天橋立が天に登る竜に見えると言われることから飛龍観といわれています。

天橋立ビューランドの公式ホームページはこちら

■雪舟観展望台・・・雪舟が描いた水墨画に似た景色が見える展望台で、獅子崎稲荷神社の境内のなかにあり、展望台までは急な階段を上っていきます。

■元伊勢籠(この)神社・・・笠松公園の麓にある神社です。伊勢神宮で祀られる前に天照大神(あまてらすおおみかみ・内宮)と豊受大神(とようけのおおかみ・外宮)が祀られていたといわれているため「元伊勢」といわれます。現在の主祭神は彦火明命(ひこほあかりのみこと)、相殿に天照大神・豊受大神・海神(わたつみのかみ)・天水分神(あめのみくまりのかみ)が祀られています。また宮司は、海神の子孫と言われる「海部氏(あまべうじ)」が現在も世襲しています。御朱印も授けていただけますが、混雑している時には、御朱印帳を預けてから笠松公園を見学したあとに受け取ることも可能です。

籠神社の公式ホームページはこちら

■知恩寺・・・第51台平城天皇(へいぜいてんのう)の勅願によって建立されたいわれています。また奈良県桜井市の阿倍文殊院(あべのもんじゅいん)と山形県高畠町の大聖寺(だいしょうじ)とともに、日本三文殊のひとつに数えられています。また室町時代に建てられた多宝塔(たほうとう)は、国の重要文化財に指定されています。

知恩寺の公式ホームページはこちら

■旋回橋・・・天橋立と知恩寺の間にある橋で、宮津湾と阿蘇海を行き来する船を通すために90度旋回することができます。最初に作られた大正12年当初は人力でしたが、昭和35年に電動に作り変えられました。旋回する時間は決まっておらず、船の往来に合わせて旋回します。

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