厳島神社は、安芸の宮島として有名な厳島にあり、社殿と鳥居が海の中に建てられている神社で、社殿の本殿・拝殿・回廊など6棟が国宝に、14棟が重要文化財に指定されています。平成8年にはユネスコの世界文化遺産にも登録されました。
参拝は有料で、神社・宝物館ともに大人300円になります。
主祭神は、宗像三女神(むなかたさんじょしん)と呼ばれる市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)の三柱が祀られています。
※宗像三女神とは、アマテラスとスサノオの誓約によって生まれた女神で、海陸の交通安全のご神徳があるといわれています。
創建は、社伝によると推古天皇元年(593年)に安芸国の豪族 佐伯鞍職(さえき くらもと)によって市杵島姫命を祀る社殿を建立したことが始まりとされています。その後は、多くの皇族や時代の権力者から崇敬を受けてきました。
明治時代になり神仏分離令による調査で社殿が「仏式」として判断され社殿の焼却を命じられました。しかし当時の厳島神社の宮司(正式には棚守)の明治政府への直訴によって焼却は免れ、仏教的と考えられた色彩が剥がされ千木と鰹木が取り付けられました。その後。明治後半の大修復で、千木と鰹木が外され現在の姿になりました。
御朱印は、本殿にて授けていただけます。
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