橿原神宮は、初代天皇の神武天皇(じんむてんのう)とその皇后の媛蹈鞴五十鈴媛(ひめたたらいすずひめ)を祀るために明治天皇によって明治23年(1890年)に創建されました。
また建てられている場所は、神武天皇が即位するときに建てられた宮殿があった場所といわれています。
建国記念日の2月11日には紀元祭、神武天皇崩御の日とされる4月3日には神武天皇祭が行われます。
また初詣には、奈良県内では春日大社に並び多くの方が参拝されます。
神武天皇について
神武天皇は、天照大神(あまてらすおおみかみ)の孫にあたる瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の孫といわれています。45歳のときに親族を集め日向国(現在の宮崎県)から東征を始め、現在の山陽地方を治めつつ東へと進み熊野へとたどり着きます。熊野からは八咫烏に導かれ現在の橿原市にある畝傍山の麓に都を開き、初代天皇として即位しました。即位日は、紀元前660年の2月11日(旧暦では元旦)といわれています。
即位後に大物主神(おおものぬしのみこと 別名:事代主命(ことしろぬしのみこと))の娘の媛蹈鞴五十鈴媛を正妃としました。即位76年に崩御し121歳まで生きたと言われています。
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