オンネトー(おんねとー)【北海道足寄町】
オンネトーは、阿寒摩周国立公園にある湖の一つで、雌阿寒岳の噴火によって羅湾川(らわんかわ)が堰き止められたことによってできた「堰き止め湖」です。湖の大きさは、周囲:2.5キロメートル・面積:0.23平方Km・最大水深:9.8メートルといわれています。湖面への光の入り具合によって様々に色を変えることから「五色沼」とも呼ばれています。
また千歳のオコタンペ湖・上士幌町の東雲湖(しののめこ)とともに北海道三大秘湖と呼ばれています。
オンネトーの名前の由来は、アイヌ語の「オンネ・トー」(年老いた沼(湖)の意味)となっています。
湖面の近くに展望デッキがあり、天気が良ければオンネトーの看板と共に背景に雌阿寒岳(1499m)と阿寒富士(1475m)をいれて記念写真を撮ることができます。また運がよければ逆さ富士の写真を撮ることができるかもしれません。
阿寒湖と足寄を結ぶ国道241号線からオンネトー線に入ると、最初に野中温泉(別名:オンネトー温泉・雌阿寒温泉)が見えてきます。この野中温泉の近くには松茸が生えるエゾ赤松の林があるといわれています。また野中温泉は、雌阿寒岳の登山口としても知られています。野中温泉から進みオンネトーの手前には、鉄錆色のオレンジ色をした錦池を見ることができます。
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