熊野本宮大社(くまのほんぐうたいしゃ)【和歌山県田辺市本宮町】

熊野三山の1つで、以前は、熊野坐神社(くまのにいますじんじゃ)と呼ばれていました。

創建は、紀元前33年といわれ、大斎原(おおゆのはら)の櫟(いちい)の木に3つの月に変化した熊野三権現が降臨し、本殿を作り祀るようにいわれた神勅が起源とされています。

そのため最初は大斎原に本殿が建てられました。その後、明治22年(1889年)の大洪水により本殿が流されたため、現在の場所に本殿が再建されています。

主祭神は、家津御子大神(けつみみこのおおかみ※素盞嗚尊(すさのおのみこと))です。

また熊野三権現とは、家津御子大神の他に夫須美大神(ふすみのおおかみ※伊邪那美大神(いざなみのおおかみ))と速玉大神(はやたまのおおかみ※伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ))のことを指します。

本殿・社務所は、158段の階段を上がった先にあります。

階段の左側には、熊野古道の階段も残されていて、現在も使用することができます。

本殿には4つの拝所があり、左から①夫須美大神・②速玉大神・③家津御子大神・④天照大神が祀れれています。参拝の順番は、左から③②①④の順が正しいとされています。

また八咫烏にも縁があるとされ、社務所の前には八咫烏ポストが設置されています。

大斎原は現在も神聖な場所として祀られており、日本で一番大きいと言われる大鳥居が奉納されています。

また本宮大社と大斎原の間には、産田神社(うぶたじんじゃ)があります。伊弉冉尊(いざなみのみこと)と火の神である軻遇突智(かぐつち)が祀られています。

御朱印は、社務所にて熊野本宮大社・大斎原・産田社の3つを受けることができます。

熊野速玉大社については、こちらをご覧ください。

熊野本宮大社の公式ホームページはこちら

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