厳島(いつくしま)【広島県廿日市市】

厳島は安芸の宮島として、日本三景の一つに数えられています。島の名前が厳島(いつくしま)で、江戸時代以降にお宮(厳島神社)のある島から宮島と呼ばれるようになったといわれています。また島の中央にある弥山(みせん)の原始林と厳島神社は、平成8年(1996年)にユネスコ世界遺産に登録されました。また島の一部の海岸は、2012年にラムサール条約に登録されています。

厳島の名前は、斎く(読み:いつく 意味:神に使える)島とか、厳島神社の主祭神のひとつイチキシマヒメが由来といわれています。

厳島神社の主祭神は、宗像三女神(むなかたさんじょしん)で女の神様のため島内での出産は禁忌とされています。そのため島内に住んでいる妊婦さんは出産が近くなると本土の病院で出産されるそうです。

また廿日市市街から厳島を見ると女性の横姿に見えるといわれています。

弥山は、厳島で一番高い山で標高は535メートルです。古来は山岳信仰の対象とされていました。また弥山山頂近くまでは、ロープウェイを2つ乗り継いで行くことができます。山頂からの眺めは、伊藤博文公が「日本三景の一の真価は頂上の眺めにあり」と褒め称えられました。

弥山ロープウェイ料金 大人往復:1840円
弥山ロープウェイの公式ホームページはこちら

島内には、いたるところで鹿を見ることができます。島内での餌やりは禁止されています。また鹿は、紙を食べようとするためパンフレットや地図、お札など食べられないように気をつけてください。

広島のお土産で有名なもみじ饅頭は、本来宮島のお土産です。厳島の紅葉の名所「紅葉谷(もみじだいに)」の由来するといわれています。

厳島神社の公式ホームページはこちら

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