法隆寺(ほうりゅうじ)【奈良県斑鳩町】

法隆寺は、聖徳太子(厩戸皇子(うまやどのおうじ))が用明天皇(ようめいてんのう)のために推古9年(601年)ごろから建造を開始し、およそ6年をかけてに完成したといわれています。

日本書紀によると天智天皇9年(670年)に一度全焼したとされています。そのため現在の建物は、その後に建てられたものと考えられています。五重塔のある西院伽藍は、世界最古の木造建築物と言われ、平成10年には「古都奈良の文化財」の一つとしてユネスコの世界遺産に登録されています。

法隆寺の宗派は聖徳宗(しょうとくしゅう)になり29ヶ寺の総本山となっています。聖徳宗は、昭和25年に薬師寺や興福寺と同じ法相宗(ほっそうしゅう)から独立し開宗しました。宗祖は聖徳太子で、中国から伝わった法華経を広めたといわれています。

西院伽藍の東側に隣接している聖霊院にて御朱印を授かることができます。御朱印には、聖徳太子が作ったとされる十七条憲法の第一条「和をもって貴しとなす」と書いていただけます。

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