錦帯橋(きんたいきょう)【山口県岩国市】

錦帯橋は、日本三名橋や日本三奇橋の一つに数えられています。錦川にかかる5連のアーチ橋で全長193メール、幅5メートルになります。有料ですが橋を渡ることができます。(往復の入橋券:大人 310円)

岩国城と錦帯橋について
吉川広家(きっかわひろいえ)は、毛利家当主毛利輝元(もうりてるもと)とともに関ヶ原の戦いで敵の東軍(家康軍)に内通し戦に参加しませんでした。その後、家康より岩国3万石を与えられ、周防国(すおうのくに)岩国領の初代領主となりました。広家は岩国城に居城し、城の東側に錦川を挟んだ城下町が造られました。錦川の城側には上級武士や役人、川の向こう側に下級武士の住むことになりました。

また城下町の往来をするために錦川を渡る橋が架けられます。しかし大雨によって幾度も橋が流され、橋の再建が藩の財政の負担となったため流されない橋の研究が行われます。

1673年、三代目岩国領主吉川博義(きっかわよしひろ)によって、中国の西湖にある6連のアーチ橋を参考にした流されない橋(錦帯橋)が架けられました。その後は昭和25年(1950年)のキジア台風まで一度も流されることはありませんでした。現在の橋は、1953年に再建したものとなります。

錦帯橋の公式ホームページはこちら

GoogleMapはこちら

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。