三内丸山遺跡(さんないまるやまいせき)【青森県青森市】

山内丸山遺跡は、縄文時代の遺跡で紀元前3900年ごろから紀元前2200年ごろに栄えたといわれています。2000年には国の特別史跡に指定されています。

江戸時代には土偶などの出土品が発見されていましたが、1992年から県営球場の建設のために行われた事前調査によって大規模な集落跡であることが判明しました。その後1994年に三内丸山遺跡のシンボルとなっている六柱の栗の木を使った大型掘立柱建物跡が見つかったため、並行して行われていた野球場の建設工事は中止となり遺跡として保存されることになりました。

発掘によって大小の竪穴式住居や高床式の建物の跡だけでなく、土器や土偶・黒曜石や翡翠なども見つかっています。またヒョウタンやゴボウ、マメなどだけでなくクリも栽培されていたと考えられています。そのため一説には(反対意見もありますが)集落の人口が500人にも達していたという説もあります。

三内丸山遺跡の公式ホームページはこちら

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