薬師寺(やくじし)【奈良県奈良市】

薬師寺は法相宗の寺院で、興福寺とともに法相宗の大本山です。

創建は、西暦680年(天武天皇9年)にのちの持統天皇となる鵜野野讃良(うののさらら)皇后の病気平癒を祈願して天武天皇によって初願されたことが始まりといわています。最初は飛鳥の藤原京(現在の奈良県橿原市)に造られましたが、平城京の遷都後に現在の奈良市西ノ京に移設されました。

ご本尊は、国宝の薬師三尊像です。中央に薬師如来、左側に日光菩薩、右側に月光菩薩 と並んでいます。飛鳥時代後期から奈良時代(西暦7世紀から8世紀)に作られたと言われています。

また本尊と同じ国宝に指定されている東塔は、唯一奈良時代に建立されました。正確には三重塔ですが、下から1・3・5番目の屋根は裳階(もこし)といわれる屋根の様な瓦がつかれらています。

法相宗と玄奘三蔵については、薬師寺の公式ホームページに詳しい説明があります。ご興味のある方はこちらからご覧ください。

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